MENU

TECO 全自動フリーネス測定器 DRAINAC FX

特徴

  • マイクロシーケンサー化によりフリーネス値をPODに表示。
    (DRAINAC ⅢはDC4~20mA出力)
  • 測定時間が短い。(20~40秒)
  • 濃度、温度、差圧補正によりプロセスラインの影響を受けにくい。
    (DRAINACⅢは温度、差圧補正のみ)
  • シンプルで可動部がなくメンテナンスが容易。
  • インライン、オンラインのどちらでも設置可能。
  • 据付が容易で安価。

フリーネスコントロール装置

DFC デルタフリーネスコントロール 特許製品

DFCによるフリーネス制御後
「300cc設定±8cc 370cc設定±5cc」
フリーネス制御前
「300cc設定±50cc」

●パルプ:段ボール故紙 ●入口フリーネス:400~500cc ●出口フリーネス:300~400cc ●測定レンジ:250~500cc
●リファイナー:20”ダブルディスクリファイナー(手動油圧クリアランス調整方式) リファイナーモーター負荷:~200KW

フリーネス検出器測定原理

  1. スタート

    デテクターチューブ内の空気圧は、ストックライン圧より少し高く保たれているので、チューブ内へ原料は入ってこない。

  2. サンプリング

    デテクターチューブ内は、ストックライン圧より低い圧力で制御され、ストックがスクリーンまで上がりパルプマットを形成する。これを通して濾水された濾過水が上がる。この時、ストックラインの圧力変動があっても、デテクターチューブ内との圧力差は一定に制御される。

  3. 測定

    デテクターチューブの中には、レベル検知用電極が2本あり、濾過水が下の電極に達すると測定を開始し、上の電極に達した時に測定が終了する。その測定時間を処理しフリーネス信号を出力する。

  4. 排出

    濾過水が上の電極に達した後、ストックライン圧以上の空気圧がデテクターの中に入り濾過水をチューブからストックラインへ戻す。

  5. 洗浄

    排出と同時に、デテクターチューブとスクリーンの自動洗浄を行い、次のサンプリングの準備を行う。

機種制御関係DFC「フリーネスコントロール装置」
DRAINAC FX「デジタル式」
DRAINAC Ⅲ「アナログ式」
検出器インライン型「標準型・低圧型・無圧型」
オープン型「無圧型」
処理要素ストック流速濃度3%以上 0.3~1.2m/sec
濃度3%以下 0.3~2.1m/sec
ストックライン圧標準型 0.07~0.4MPa
低圧型 0~0.1MPa
無圧型 0MPa
ストック濃度名目濃度の±10%以内
名目濃度 0.5~6.0%
ストック温度MAX75°C以下(±15°C以内)
濾水度測定範囲 0~800cc C.S.F.
最小スパン 100cc C.S.F.(400~500cc C.S.F.)
最大スパン 300cc C.S.F.(100~400cc C.S.F.)
ストックラインパイプ径80A以上
機器仕様電源AC100V/110V 50/60Hz 単相
空気圧MAX0.7MPa(MIN ストックライン圧+0.1MPa以上)
清水圧MAX0.6MPa(MIN ストックライン圧+0.2MPa以上)