


●パルプ:段ボール故紙 ●入口フリーネス:400~500cc ●出口フリーネス:300~400cc ●測定レンジ:250~500cc
●リファイナー:20”ダブルディスクリファイナー(手動油圧クリアランス調整方式) リファイナーモーター負荷:~200KW

デテクターチューブ内の空気圧は、ストックライン圧より少し高く保たれているので、チューブ内へ原料は入ってこない。


デテクターチューブ内は、ストックライン圧より低い圧力で制御され、ストックがスクリーンまで上がりパルプマットを形成する。これを通して濾水された濾過水が上がる。この時、ストックラインの圧力変動があっても、デテクターチューブ内との圧力差は一定に制御される。


デテクターチューブの中には、レベル検知用電極が2本あり、濾過水が下の電極に達すると測定を開始し、上の電極に達した時に測定が終了する。その測定時間を処理しフリーネス信号を出力する。


濾過水が上の電極に達した後、ストックライン圧以上の空気圧がデテクターの中に入り濾過水をチューブからストックラインへ戻す。


排出と同時に、デテクターチューブとスクリーンの自動洗浄を行い、次のサンプリングの準備を行う。
| 機種 | 制御関係 | DFC「フリーネスコントロール装置」 |
|---|---|---|
| DRAINAC FX「デジタル式」 | ||
| DRAINAC Ⅲ「アナログ式」 | ||
| 検出器 | インライン型「標準型・低圧型・無圧型」 | |
| オープン型「無圧型」 | ||
| 処理要素 | ストック流速 | 濃度3%以上 0.3~1.2m/sec |
| 濃度3%以下 0.3~2.1m/sec | ||
| ストックライン圧 | 標準型 0.07~0.4MPa | |
| 低圧型 0~0.1MPa | ||
| 無圧型 0MPa | ||
| ストック濃度 | 名目濃度の±10%以内 | |
| 名目濃度 0.5~6.0% | ||
| ストック温度 | MAX75°C以下(±15°C以内) | |
| 濾水度 | 測定範囲 0~800cc C.S.F. | |
| 最小スパン 100cc C.S.F.(400~500cc C.S.F.) | ||
| 最大スパン 300cc C.S.F.(100~400cc C.S.F.) | ||
| ストックラインパイプ径 | 80A以上 | |
| 機器仕様 | 電源 | AC100V/110V 50/60Hz 単相 |
| 空気圧 | MAX0.7MPa(MIN ストックライン圧+0.1MPa以上) | |
| 清水圧 | MAX0.6MPa(MIN ストックライン圧+0.2MPa以上) |